タイ生活で物件を探す際に『アパート・サービスアパート・コンドミアム』と記載せれています。同じような物件でも所有者によっては住んだときの対応が全然違います。これから新居を探す際の参考にしてみて下さい。
アパート
日本の一般的なアパートと同じで1人のオーナが1棟のアパートを所有しているので電気や水道のトラブルがあった際はすぐにオーナーが対応してくれる場合がほとんどです。またオーナーも同じアパートの1部屋を住居としている場合が多いです。駐在家庭はアパートに住む家庭が多いです。家賃・光熱費の支払いはオーナーに直接支払いか振込です。電球などが切れた場合は自己負担の場合がほとんどです。電気代は手数料を上乗せして請求されますが1ユニット7バーツ前後です。
●電気や水道のトラブルの際はオーナーと連絡がつきやすい
●オーナーが同じなので何かあった場合に住人に相談しやすい
●家賃・光熱費の支払いがしやすい
●掃除などのサービスが無いため必要な場合は個別にメイドを雇う必要がある
●電球などが切れた際の料金は自己負担の場合が多い
サービスアパート
アパートと同じく一人のオーナーが一棟のアパートを所有しています。家賃・光熱費の支払い方法も同じくオーナーに直接支払いか振込です。こちらもオーナーがアパートの一室の住んでいることが多く電気や水道トラブルがあった際はすぐにオーナーが対応してくれる場合がほとんどです。電気代は手数料を上乗せした金額で1ユニット7バーツ前後です。アパートとの大きな違いは名前の通りサービスがついています。サービスとは、週に1~5回の掃除、シーツ交換、トイレットペーパー交換、タオル交換などアパートによって内容は異なります。ホテルの一室を借りる場合は朝食がついていることもあります。電球がきれた場合はアパート側が負担してくれる場合がほとんどです。そういった点からアパートに比べ家賃が高くなります。
●電気や水道のトラブルの際はオーナーと連絡がつきやすい
●オーナーが同じなので何かあった際に住人に相談しやすい
●家賃・光熱費の支払いがしやすい
●電球が切れた際はアパート側が負担してくれる場合がほとんど
●アパートに比べ電気代が高くなる
●サービスアパートによってサービスの内容が異なる
コンドミニアム
コンドミニアムとは、日本でいうと分譲マンションです。アパートの一室をオーナーが購入し、その一室を貸し出しています。そのため各部屋のオーナーが異なり室内の雰囲気もオーナーの好みのインテリアです。同じアパートでも部屋によってカラーが全然違います。入居を考えている場合は入居予定の部屋の下見をした方がいいです。オーナーが管理するのは家賃だけなので電気代などの光熱費は電力会社からの直接請求です。請求書が届き期限日までにコンビニや銀行で自分で振込をしないといけないので手間がかかりますが、オーナーへの手数料は取られないため1ユニット5バーツ前後です。アパートやサービスアパートに比べて、光熱費はかなり安くなります。しかし電気や水道のトラブルがあった際はオーナに連絡した後その返事を待たなければなりません。オーナーは同じアパートに住んでいないため対応が遅くなったり返事がなく対応してもらえなかったりというトラブルもよくききます。会社によってはコンドミニアムは禁止という条件が出されているところもあります。しかしコンドミニアムに住んでいる日本人もたくさんいます。いいオーナーのお部屋に住めるといいですがこればかりは運ですね。
●個性的なインテリアが多いため人とかぶりたくない場合や好みのタイプが合えば良い
●アパート・サービスアパートよりも電気代が安い
●部屋ごとにオーナーが違うため電気や水道のトラブルの際は住人同士で相談しにくい
●オーナーにより対応が異なる
●電気代は電力会社からの直接請求のため自分で指定の場所に支払いに行かなければならない
感想
私はバンコクでコンドミニアムからアパートに引っ越ししました。コンドミニアムでは換気扇が壊れて機能しなくなった時にオーナーとなかなか連絡がつかずに修理までに2か月かかりました。アパートの今は電球が切れた際はすぐにオーナーが新しく取り替えてくれます。物件によりますが住んでみると小さなことでも対応によってストレスになってしまいます。バンコクで物件を探す際は立地や家賃など、全てが理想だという部屋にはまず出会えません。何を重視するかそれぞれの家庭によって異なってくると思いますのでしっかりと見極めてくださいね。
アパート・サービスアパート・コンドミニアムの違いは大きいです。どれもメリット・デメリットがあるため、物件を選ぶ際の優先順位を決めておいてください。素敵なお部屋とご縁がありますように☆彡